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セントラルオタゴワイナリー訪問ツアー スタッフブログ ~クイーンズタウンより

ニュージーランド南島クイーンズタウンからのワイナリーツアー。ワインに恋してしまっているスタッフの日常を綴っています。

さようなら ノースバーン・ステーション

[ 2014/06/12 ]
先月末のことになりますが、クロムウェルに位置するノースバーン・ステーションに行ってきました。
というのは、このワイナリー売れてしまったからです。

ノースバーンステーションについては、以前このブログで紹介いたしました。
クロムウェルのダンスタン湖の東側に位置し、ワイン&フードマッチングのテイスティングができるのが特徴のセラードアーです。

ノースバーン・ステーション シェッド


レストランもあり、地元の人がのんびりランチをとりに来たり、ウェディングやコンサートなどのイベントを開催するのに人気のあるワイナリーです。

クロムウェルの他のワイナリーからは若干離れている関係でワイナリー訪問では訪れることは殆どなかったのですが、個人的には好きなワイナリーです。

ですが、このワイナリー売却されてしまい、セラードアーやレストランも基本的に閉鎖となると聞いたので、閉まる前にと慌てて行ってきました

このノースバーン・ステーションを購入したワイナリーは、ニュージーランド最大のワイン産地であるマルボローに位置する、かの有名な「クラウディ・ベイ(Cloudy Bay)」です。ニュージーランドワインを少しでもご存じの方は聞いたことがあることでしょう。なんといっても、ニュージーランドワイン、それもソーヴィニヨン・ブランの存在を世界に広めたのがこのクラウディ・ベイです。

クラウディ・ベイはもともとオーストラリアのケープメンテルのオーナーによって設立されたワイナリーであり、現在は、モエ・ヘネシー・エステーツ&ワインズ(Moet Hennessy Estates & Wines)の傘下に入っています。すなわち、あの高級ブランドであるルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)グループの一員です。

クラウディ・ベイはここ2年程は、セントラルオタゴの一区画を借りそのぶどうを使ってピノ・ノワールを造っていましたが、セントラルオタゴのヴィンヤードを購入したのは初めてのことです。

セントラルオタゴは家族経営のブティックワイナリーが多く、それが特徴の一つであるのですが、こういった外資グループの大手ワイナリーが進出となるとこれから様子が変わってくるかもしれませんね。知名度がますます上がるのは間違いないでしょうが、吉とでるか凶とでるか。。。

それはともかく、ノースバーン・ステーションの(雇われ)マネージャーは、かつてワインについて教えてもらった知り合いということもあり最後の挨拶がてら行ってきました。(彼はふてくされてか、海外へ行ってしまうらしいので。。。。) 決して最後のワインセールだけが目的じゃないですよ

終了時間間際でしたが、フードマッチングのテイスティングを頼んで、カウンターの女性とおしゃべり。

ノースバーン・ステーション ワイン&フードマッチング フード ノースバーン・ステーション ワイン&フードマッチング ワイン


材料もあまりなかったのか、フードが以前よりちょっとしょぼいような?
現在働いているスタッフは、一名を除いてシェフも含め全員解雇らしく、私は仕事が見つかったけど、他はまだ決まっていないのよなんて話してくれました。

現在仕込中の2014年はノースバーン・ステーションのラベルの最後のヴィンテージとなる予定だそうです。
クラウディ・ベイは、ピノ・ノワールとシャルドネを除いて他のぶどうは全部抜いて植え直らしい。すなわち、ピノ・ノワールとシャルドネ以外は造らないようなので、ここのリースリングが好きだった私としては残念です。

イベントは受け付けるけれど、セラードアーのテイスティングは事前予約された場合だけ開けるとのこと。スタッフが一人ですからねぇ。。 落ち着いたらセラードアーはまた開けてくれるようになるのかな?

なんだか、がらっと変わってしまうようです。ヴィンヤードもなんだか悲しそうです

ノースバーン・ステーション ヴィンヤード


クラウディ・ベイのラベルのワインは2015年のヴィンテージからとなるらしいので、そのワインが出回るのは、2年以上先のことになるでしょう。なんだかお高いワインになっちゃうのかな?と思うのわ~るでした。
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ギブストン・バレー・ワインズ カフェ&雑貨屋 オープン

[ 2013/01/27 ]
先日、セントラルオタゴで最も古くて最も有名なワイナリーの一つ、ギブストン・バレー・ワインズが、ワイナリー外に初めてテイスティングルームをアロータウンにオープンしたことをご報告しましたが、実は、ワイナリー自体の方もいろいろと変わっております。

ギブストン・バレー・ワインズ


まず、ワイナリーの建物を入ると以前ワイングッズがいろいろ置いてあった場所が、カフェとなりました。

ギブストン・バレー・ワインズ カフェ


ワインとコーヒーは禁断の組み合わせのような気がするのですが、お客様をご案内したドライバーに、待ち時間中コーヒーを買わせようというねらいなのでしょうか?車を運転して来たお客様に、最後にコーヒー飲めば大丈夫だよって言ってがんがん試飲させるつもりなんでしょうか?

なにはともあれ、前からあるレストラン以外でもコーヒーが飲めるようになりました。お連れ様がお酒が飲めなくても、ワイナリー行こうよ!コーヒーも飲めるし、と誘う口実の一つになりそうです。食べ物は、サンドイッチやビスケット等の他、オリーブ、パテ、チーズとワインのつまみになりそうなものが並んでいます。


そして、ワイングッズは、チーザリー(チーズ製造販売所)の横に「General Store(雑貨屋)」としてオープンしました。

ギブストン・バレー・ワインズ チーザーリーと雑貨屋


内部はリサイクルされた古い家具を利用し、ゴールドラッシュ時代の雰囲気を醸し出しています。ワイングッズの他、キッチン用品、服、お土産など以前よりも幅広い品ぞろえとなっています。

ギブストン・バレー・ワインズ ジェネラルストアーギブストン・バレー・ワインズ 雑貨屋の中


以前からあるチーザーリーも合わせて、ワイン以外にもついついお金を使ってしまいそうです。

ギブストン・バレー・ワインズ、実はまだまだ拡大する計画があります。


まず、ワイナリー醸造所の拡大です。現在はセラードアー&レストランの建物と、チーザーリーの間にあるのですが、手狭になってきたようで、2013年の収穫が終了した後、新しく醸造所を建築予定です。来年2014年の収穫に間に合うように6カ月かけて建設する予定です。

で、新しく醸造所ができると、現在の醸造所は空き家になるわけですが、そこは博物館に生まれ変わります。セントラルオタゴで最も古いワイナリー、創始者であるアラン・ブレイディを筆頭に、ワイナリー関係者達が今まで撮りためてきた写真を展示するそうです。2014年の夏(一年後ですね)にオープン予定です。

そしてゆくゆくは、50のコテージを持つホテルやゴルフ場を建設する予定です。

ギブストン・バレー・ワインズ。これからも目が離せませんね。合わせて、ワインの品質も保持していってほしいものです。(のわ~る)

ギブストン・バレーのテイスティングルームがアロータウンにオープン

[ 2013/01/12 ]
先月のことになりますが、ギブストン・バレー・ワインズが、ワイナリー以外に初めてテイスティングルームをオープンしました。それは、クイーンズタウンから車で20分離れたアロータウンです。

ゴールドラッシュの街アロータウン バッキンガムストリート


アロータウンは、かつてゴールドラッシュで賑わった当時の雰囲気が残されているところです。当時は木材が手に入りにくかったということもあり、石造りの建物が多かったのですが、アロータウンの中心通り、バッキンガムストリートはそのころの石造りの建物が残されています。これらの建物はまだ現役で使われており、バッキンガムストリートは、地元の人の生活の中心となっています。

また、アロータウンは秋には黄葉が美しいことでも知られ、一年を通してたくさんの旅行者が訪れるところです。

そのバッキンガムストリートに、かつてBNZ銀行があった石と木材を使った建物内にテイスティングルームができました。アロータウン初のワインテイスティングルームです。

ギブストン・バレー・ワインズ 新テイスティングルーム


テイスティングルームの隣は、”The shed”というアイスクリーム&軽食屋で、私もちょくちょくアイスクリームを買いに立ち寄るところです。

テイスティングルーム内も、昔の雰囲気を残すために床とカウンターには木材が用いられています。店内はこじんまりとしていて10人は入れないぐらいの大きさです。壁には、ギブストン・バレー・ワインズの歴史を説明する写真が飾られていました。

ギブストン・バレー・ワインズ 新テイスティングルームの中


テイスティングメニューは、今のところ、毎日白ワイン一種類無料で提供しているようです。
それと、ワイナリーでも提供している3種類5ドルのテイスティングトレー。ワイナリーでは提供しているピノ・ノワール4種類のトレーは今のところ提供していないようです。でも、気軽にちょっと試飲してみるのにいいんじゃないかな。営業時間は11時~17時。

アロータウン行くたびに、アイスクリーム屋の他に、ついつい立ち寄ってしまうところができました
皆さんもアロータウン観光のついでにちょっと立ち寄ってみたらどうでしょうか?アロータウン新名所となること間違いなし!(のわ~る)

ワイティリ・クリークでピノ・グリとピザランチ

[ 2012/12/18 ]
ワイティリ・クリーク・ワインズのワイナリーでランチをしてきました。

ワイティリ・クリーク・ワインズは、セントラルオタゴのサブリジョンの一つギブストンバレー地区に位置し、クイーンズタウンからは車で25分、スタンダードワイナリー訪問でしばしば訪れるワイナリーの一つです。

古い教会を再利用したセラードアーが特徴で、とてもかわいらいしいところです。

ワイティリ・クリーク・ワインズのセラードアー


以前、ピザ用の石窯を造っている話を聞いていたのですが、そのピザをまだ試したことがなかったので行って参りました。

石窯はワイナリーの建物の裏側にありました。そのすぐわきでシェフがピザ生地を延ばして、トッピングをして石窯に入れていました。

ワイティリ・クリークのピザ用石窯


1枚で2つの味を選ぶハーフ&ハーフも対応してくれます。 一度で二度おいしい
今回は、スモークサーモンとローストラムを選びました。

ワイティリ・クリークのピザ ハーフ&ハーフ


合わせたワインは、ピノ・グリ2010

ワイティリ・クリーク ピノ・グリ2010


色は、淡いレモンイエロー。

香りは、甘いラムネ、なし、白い花。

味わいは、熟したなし、はちみつにつけたレモンの柔らかな酸味と甘さ。スパイス。オフドライ、ミディアムボディのピノ・グリ。丁度飲みごろでしょうか。バランスがとてもいいワインです

ピザもクリスピーな生地がぱりぱりしていておいしかったです。そして勧められるままにデザートもオーダー

ワイティリ・クリークのデザート


ピザ以外の普通のメニューがなくなっていたのはちょっと残念でしたが、前より気軽に食事に行ける感じになったかな?

お天気の良い日は最高ですよ。

今度はチーズプラッターを試してみようと思うのわ~るでした。

ワイティリ・クリーク・ワインズについて詳しくは紹介ページへ

ヴァリ・ヴィンヤードの醸造所

[ 2012/04/26 ]
ヴァリ・ヴィンヤード(Valli Vineyard Limited)の醸造所を見せてもらいました。場所はギブストン地区にあり畑とは別の場所にあります。このワイナリーは販売や試飲するセラードアを持ってないんです。
ヴァリ・ヴィンヤードの醸造所 
この可愛らしい醸造所でワインを造っています。
 収穫されたぶどうはすぐにここに持ち込まれます。
『ピノ・ノワールの仕込み

発酵桶  
それからぶどう全体の30%を全房のままこの発酵桶に入れます。
残りの70%は除梗機にかけ、ぶどうの粒だけを発酵桶にいれます。

ピノ・ノワール 
このぶどう満載のコンテナをフォーク・リフトを使って徐梗機に入れます。

こんな感じです。

徐梗機 

徐梗機によりぶどうの粒と果梗の部分が別々になってでてきます。

ぶどうの粒 
ぶどうの粒

徐梗された柄 
ぶどうの果梗(かこう)

その後ぶどうの粒だけを発酵桶に入れます。

発酵桶の中 
            かい
発酵桶に入れられたのぶどうは一日に2回ほどピジャージュ(櫂入れ)作業を行います。それを3~4週間ほど行い、その後プレスします。※ピジャージュとは『櫂棒を使ってかきまぜる作業でアルコール発酵中に炭酸ガスにより果皮、種などが液面に浮き上がってきます。そのままだと液体部分と種、果皮が充分に接触できないため行う作業』
ピジャージュ中 発酵桶
ピジャージュを行っているところ。
2012年4月14日(土)に収穫されたぶどうの発酵桶です。
クローン777です。

プレス機 
プレス機について熱弁するワインの造り手のグラントさん
このプレス機を所有しているのはオタゴでは唯一だそうです。

樽の貯蔵庫
ここは樽熟庫です。
すべてのぶどうジュースは出荷され瓶詰めされた後なので樽の中は空っぽでした。
今年使う新樽も入荷されていました。

新樽 
ワインの造り手『グラント・テーラー』さんが言うには2012年のワインは例年よりも出来がすばらしいようです。最高なワインになりそうですね。早く飲んでみたーーーい。(ニック)