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セントラルオタゴワイナリー訪問ツアー スタッフブログ ~クイーンズタウンより

ニュージーランド南島クイーンズタウンからのワイナリーツアー。ワインに恋してしまっているスタッフの日常を綴っています。

ザ・ドクターズ ソーヴィニヨン・ブラン 2013

[ 2014/05/16 ]
ここクイーンズタウン日に日に寒くなっています。スキー場オープンまであと3週間となりました。

寒くなってくると、ついつい赤ワインばかり開けてしまうのですが、今日は白ワイン、ソーヴィニヨン・ブランを久々に開けてみました。

というのは、今日5月16日は、International Sauvignon Blanc Day「インターナショナル・ソーヴィニヨン・ブラン・デー」だからです。日本ではなじみがなさそうなんですが、これは5年前にカルフォルニアから始まったものです。ネットの世界で"SauvBlanc"のハッシュタグを使って、ソーヴィニヨン・ブランについて大いに語って(つぶやいて)、盛り上がろうじゃないかという趣旨のものです。

世界的なイベントとなると、先進国の中では最も夜明けが早いニュージーランドが何事にも一番となるものです 。それとあわせて、ニュージーランドのワインといえばソーヴィニヨン・ブランが最も有名ということで、今年は様々なイベントが各地で開催されている模様です。

私もソーヴィニヨン・ブランでソーヴィニヨン・ブラン・デーに乾杯することにしました。 なんか、ブランデーで乾杯してるようにきこえるけれど、単にワインを開ける口実が欲しいだけなので、本当にワインで乾杯です

といっても、ここセントラルオタゴではソーヴィニヨン・ブランはとっても少数派。ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの9割近くはマルボローで造られています。ということで本日選んだワインもマルボローからです。

The Doctors' Sauvignon Blanc 2013 Marlborough
「ザ・ドクターズ ソーヴィニヨン・ブラン 2013 マルボロー」

ザ・ドクターズ ソーヴィニヨン・ブラン 2013 マルボロー


ドクターズは、マルボローのワイナリーの一つであるフォレスト・エステート(Forrest Estate)のブランドの一つですが、フォレスト・エステートの所有者であるジョン&ブリジット・フォレスト(John&Brigid Forrest)が実際にDoctor(博士)であることから名付けられています。二人ともだから、Doctorsと複数形になっていところがみそですね。(っとちょっと英語のお勉強) ドクターらしく 、正攻法じゃなくてある意味ちょっと試験的に造られているワインのシリーズとなっています。

このソーヴィニヨン・ブランは低アルコール(9.5%)であることが特徴。最初のヴィンテージ(2011)を以前飲んだ時、ソーヴィニヨン・ブランにしては結構甘みが残るのがワインだったことを記憶しています。

さあ、この2013年のヴィンテージはどうでしょうか?

The Doctors' Sauvignon Blanc 2013 Marlborough


色あい
とても明るいペールイエロー 。透明に近いです。

香り
パッションフルーツやトロピカルフルーツの香り。背後にかすかにピーマン系の香り。ソーヴィニヨン・ブランにある青臭さが殆どないやわらかな香りです。

味わい
トロピカルフルーツの甘み、さわやかな柑橘系の酸味、グレープフルーツのような苦みがやさしく混ざり合った味わい。柔らかな酸味が残りすっきりとした余韻が長い。ソーヴィニヨン・ブランらしいすっきりとした酸味の中に、嫌味にならない程度の甘みをかすかに感じる爽やかなワインでした
低アルコールでもあるので、ランチタイムに楽しむのにいい感じ。

低アルコールワインが人気になりはじめているという今、こういったソーヴィニヨン・ブランが今後人気がでていくのでしょうか。 白はちょっと寒かったけれど、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランはやっぱりさわやかだなぁと思ったのわ~るでした。
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ブレナンB2 ピノ・グリージオ 2011

[ 2013/12/17 ]
12月も半分過ぎてしまいました。クリスマスは来週ですね。クリスマス25日は、アルコールの販売が法律で禁止されていますので、ワイナリーツアーはお休みです。 だからといって、お酒を飲んではいけないというわけではありません。前日までにしっかり買っておいて、クリスマス当日はパーティで一日中飲み続けるというのがこちらの一般的なスタイルかな。

既にお祭り気分でワインを飲みすぎたのかどうかは知りませんが、クイーンズタウンのヘリテージ・ホテルの屋根の上のサンタさんは、逆さまにぶらさがっていました。部屋に侵入しようとして足を滑らしたのかな?

ヘリテージホテルのサンタさん


実は、毎年ホテルの屋上に登場するこの名物サンタさん、クリスマスの1カ月ぐらい前からクリスマスまでホテルの屋根の上を徘徊し、最後には、煙突からホテルの中に入る(?)んですよ。でも、逆さま磔の刑のようになっているのは初めてみたなあ

さて、今日のワイン
Brennan B2 Pinot Grigio 2011
「ブレナンB2 ピノ・グリージオ 2011」

ブレナンB2 ピノ・グリージオ 2011


随分前ですが、このブログで「ブレナン ピノ・グリージオ 2009」を暑い夏にぴったりの辛口ワインと紹介しました。
フレンチスタイルのピノ・グリに対し、イタリアスタイルですっきり辛口のピノ・グリージオ。とてもさわやかで夏にぴったりです。

ブレナン・ワインズのセラードアーでは、ピノ・グリ、ピノ・グリージオの両方の試飲が可能で、同じぶどうの種類でありながら、その栽培の仕方、ワインの醸造の仕方によって味わいが違うのを味わうことができてとても興味深いです。

夏になると飲みたくなるワイン。2011のヴィンテージはB2のラベルになって登場です。2011はどんな味わいでしょうか。

Brennan B2 Pinot Grigio 2011


色合い
 淡い黄緑色

香り
 青リンゴ、白桃、少しクリーミー

味わい
 口に含んだ瞬間白桃の甘みを感じます。そして青リンゴやレモン等の柑橘類の酸味が続きます。少しミネラルでスパイシー。爽やかですが余韻も長く重みも少し感じます。

やっぱりおいしゅうございました

比較試飲してみたい方、ワイナリー訪問お問合わせお待ちしています。(のわ~る)

サトウ・ワインズ ピノ・グリ2011 -旨みのあるワイン

[ 2013/09/26 ]
少し前に飲んだワインですが、本日紹介するワインは、

 Sato Pinot Gris 2011 Central Otago
 「サトウ ピノ・グリ2011 セントラルオタゴ」

佐藤ワインズ ピノ・グリ2011 セントラルオタゴ 


名前の通り、ニュージーランドで活躍する日本人ワインメーカーの一人である佐藤嘉晃&恭子さんご夫婦のワインです。
それも、佐藤さんご夫婦は、ここセントラルオタゴでワイン造りに従事しているのです

佐藤嘉晃さんは、かつて銀行にお勤めだったのを辞めて、ご夫婦でニュージーランドへ渡り、クライストチャーチのリンカーン大学でワイン造りの勉強をします。卒業後、2006年にセントラルオタゴの中でも有名なワイナリーの一つであるフェルトン・ロードでワイン造りの修業を始めます。その2年半の間には、北半球のブルゴーニュ、アルザス等でも修業しました。その後、2009年に同じくセントラルオタゴのマウント・エドワードでワイン造りに従事するようになります。合わせて2009年に自社ブランド「Sato Wines」の名でもワイン造りを始めました。

2009年のピノ・ノワールに続き、2010年にはリースリングが加わり、2011年からはピノ・グリの生産も始めました。

その後、マウント・エドワードを辞め、2013年のヴィンテージからはセントラルオタゴのクロムウェルに位置するロックバーンのワイナリーでワイン造りをしているそうです。

佐藤さんは、”自然”にこだり、有機栽培畑のぶどうのみを使い、培養酵母を使わない自然発酵を行い、ワインへの添加物を使用しない、といったように限りなく自然なワイン造りを行っています。ボトリングの直前に酸化を防ぐための添加物である亜硫酸を微量のみ添加します。

以前、マウント・エドワードで2009年のピノ・ノワールを試飲した時の衝撃は今でも覚えているなあ。私、ぶどう酒ですけれど何か?と言っているような、ぶどうから作られましたと主張している自然な味わいのワインでした。

今回は、ファースト・ヴィンテージであるピノ・グリ2011です。このワインは、たった3樽しか生産されていません。

ボトルの裏ラベルには、そのこだわりのワイン造りの詳細が記載されています。

佐藤ワインズ ピノ・グリ2011 裏ラベル


醸造:全房発酵。カーボニック・マセレーション3日間。澱引きなし。自然発酵で14カ月。培養酵母、バクテリア、及び瓶詰め直前の微量の亜硫酸以外の添加物は一切なし。
瓶詰め:無ろ過。1060本のみ生産。

Sato Pinot Gris 2011 Central Otago


色合い
 明るい黄金色に輝いています!

香り
 熟した梨やかりんの香り、バニラやはちみつの香り。

味わい
 熟した梨やパイナップル、ライチ、バニラ。熟した果実やはちみつの甘さがあり、そしてスパイスや程良い苦みと酸味があります。フィニッシュはとてもドライでスパイシー。重みや複雑味のある、そして”旨み”を感じるワインです。
 ちょっとウィスキーの水割りを連想させる味わいでした。

今まで飲んでいたピノ・グリは一体なんだったのだろうかと考えさせる味わいでした。

佐藤さんのワインは数が少ないので、うかうかしていると完売となってしまって、ここニュージーランドでもすぐ入手不可になってしまいます。このピノ・グリも飲んだ後に、もう一本と思ったら売り切れていました。日本でも少量販売されているようですので、見かけたらぜひぜひ(のわ~る)

ロックバーン パークバーン リースリング 2006

[ 2013/09/02 ]
9月に入りました。春ですねえ。
でも、ここクイーンズタウンは、今頃になってちょっと寒いです。
先週の水曜日は街中までちらほら雪が降り、標高の高いスキー場には雪がたっぷり降りました。これでシーズン終りまでスキーが楽しめそうです。 ほっとした人がたくさんいることでしょう

これは先週の雪が降った翌日の様子。

雪をかぶったリマーカブル山脈と桜


そう、手前は桜です。また、中央の船は最近ワカティプ湖に仲間入りしたばかりの遊覧船。

雪が降ったあとは快晴が続き、日当たりのよくて標高が低いところはどんどん雪が溶けました。これは今朝の様子。

リマーカブル山脈と柳


手前の柳は新緑がでてきています。

そして、明日の夜はまたしても雪の予報です!と、春と冬が入り混じった最近のクイーンズタウンです。と言っても今年が異常なわけではなく、雪と桜の組み合わせは例年のことなんですよ。

さて、本日のワイン

Rockburn Parkburn Riesling 2006
 ロックバーン パークバーン リースリング 2006

ロックバーン パークバーン リースリング 2006


約1年半前にロックバーンワイナリーの試飲会があった時に購入したワイン。とてもフレッシュだったので、しばらくとっておこうと思ったのに開けてしまいました。

Rockburn Parkburn Riesling 2006


色合い
 淡い黄金色

香り
 最初に石油香を強く感じます。 背後にみかんやパイナップルのフルーツと、はちみつのねっとりとした甘い香り。オイリーな感じもします。

味わい
 パイナップルや柑橘類のフルーツ。ナッツやスパイス、そしてオイリーな感じがあります。酸味はやわらかくなっており、はちみつの甘みが残ります。開けてしばらくしてから熟成した感じがでてきましたが、まだまだフレッシュなリースリングでした。
あらためてリースリングの可能性を強く認識したワインでした。


やっぱりもう少しとっておけばよかったかなと思うのわ~るでした

珍しいワイン フローラ

[ 2013/08/21 ]
相変わらず暖冬のクイーンズタウン、先日ウィンターゲームのイベントの一つパークライフを見てきました。

パークライフ2013


これは、街中のイベント広場にスキー場から運んできた雪を使い、ジャンプ台とレールを設置したところで行われたので、スキー場に行かなくても見物できるイベントです。
例年、さむ~い中、それこそスキーウェアを着こんで見物するようなイベントなのですが、今年はそれほど寒い思いをせずに済みました。
でも今までは無料だったのに、今年は入場料5ドル。。。

さて、気を取り直し、ワインです。
こう暖かいと赤ワインではなく、白ワインが飲みたくなってしまうということで、本日のワインは白ワイン。

TOSQ FLORA 2012 Central Otago
「トスク フローラ2012 セントラルオタゴ」


TOSQ FLORA 2012 Central Otago


Floraフローラ。なんか花の名前っぽいと思ったら、れっきとしたぶどうの品種だそうです。

ボトルの裏にはしっかりと、ゲヴェルツトラミナーとセミヨンの交配種で、もともとは1930年代にカルフォルニアで開発されたものという記載がありました。

初めて聞いたぐらい、ニュージーランドではとても珍しい品種です。
TOSQのワインについては、このブログに以前登場しましたが、その時にはなかったこの品種、2012年が最初のヴィンテージとなります。 興味深々で購入しました。

トスク フローラ2012 セントラルオタゴ


色合い
 淡いイエロー

香り
 洋ナシや白い花の香りがしてとても香りがいいです。背後に蜜の甘い香り。

味わい
 洋ナシのみずみずしい果実味。かすかにグレープフルーツの甘みや苦み。そしてたくさんのスパイス。やや酸味は高め。とてもクリーンでドライなフィニッシュ。余韻は長め。ディアムボディで辛口の白ワイン。

 意外にもしっかりした辛口でそしてエレガントなワインでした。お魚などのシーフード、それもお刺身などに合いそうだなと思ったら、頭の中が魚介類のイメージで一杯になってしまいました。日本料理にもあいそうです。

なかなか面白いワインでした。次回は、イメージ通りお刺身を用意して飲んでみたいものです。(のわ~る)