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セントラルオタゴワイナリー訪問ツアー スタッフブログ ~クイーンズタウンより

ニュージーランド南島クイーンズタウンからのワイナリーツアー。ワインに恋してしまっているスタッフの日常を綴っています。

ニュージーランドのウォッカ「ブロークン・シェッド」

[ 2013/02/01 ]
2月になりました。
こちらクイーンズタウン、先月初めは山の上に雪が降った話しなどしましたが、ここしばらくは夏らしく暑い日が続いています。

さて、今日は、ワイン以外のお酒、ウォッカの紹介です。

Broken Shed Vodka「ブロークン・シェッド」

Broken Shed New Zealand Vodka


クイーンズタウンから車で一時間ほどのワナカに拠点を置く会社で、2010年設立のまだ新しい会社です。

クイーンズタウン街中の「ワインテイスト」にて無料試飲会が行われたので出かけて参りました。

経営者の一人であるMarkがレモンを切って準備していました。

ブロークン シェッド ウォッカ 試飲会


一番乗りしてしまいました

マークがグラスに氷をいれて、クランベリージュースとソーダ水、レモンをひとかけら入れてカクテルを作ってくれました。

ブロークン シェッド ウォッカとクランベリージュース


さっぱりしていて暑い日にはぴったりでした。非常に滑らかでアルコール感を感じないことと、暑くてのどが渇いていたこともあって、がぶがぶと飲んでしまいました。

ブロークン シェッド ウォッカのカクテル


かたわらで、マークはこのウォッカがいかにクリーンでスムーズであるかを語っています。「ウォッカは砂糖などが良く加えられているけれども、このウォッカは、無添加。40%アルコール、あと60%は水!」と強調。アルコールの元は、ニュージーランドのWhey、ホエ―(乳清)を発酵させたものだそうです。

麦類でもなく、イモ類でもなく、ホエ―(乳清)。Wheyって確か、日本語ではホエ―って言ったよなと思った瞬間、その以外さもあって頭の中で「ホエ―???」がこだましてしまい、一人でちょっとにやけてしまいました。でも、乳牛の多いニュージーランドということを考えれば納得です。いいところに目をつけたなという気がしました。

そして水にもこだわって、ニュージーランド中をまわりおいしい水を探したそうです。なんといっても60%は水ですからね。 そしてスムーズな味わいに仕上げるために、アルコールの濾過の方法にもかなりこだわっているようです。

ニュージーランド人はビールかワインというイメージがある中、なんでウォッカ?って聞いたら、「世界で一番幅広く飲まれているのはウォッカなんだよ」という言葉。私はロシアのイメージぐらいしかないですが、確かにカクテルのベースによくつかわれているし。ウォッカと認識することなく結構飲まれているのかもしれない。

そして、クリーンなニュージーランドはおいしいウォッカを作るのに最適であるとひらめいてしまったようです。おそらく名前通り、「Broken Shed(壊れた小屋)」の中で。そしてそこでウォッカ造りの試行錯誤が始まったようです。

グラスが空いたら、「もう一杯飲むかい?」と寛大なお言葉。
本当?じゃあ、ウォッカの味をそのまま味わってみたいからそのままで、とお願いしてロックで飲んでみました。

たしかに、あまりくせを感じないスムーズな味わいでした。気のせいかもしれませんが少しミルキーな香りがしました。

今は、ニュージーランド国内に力を入れているようですが、ゆくゆくは彼の故郷であるアメリカを始め世界中に売り出していくことでしょう。(のわ~る)
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モア・ビール モア・ノワール

[ 2012/01/05 ]
今日はビールです。その名はMOA BEER 「モア・ビール」 。その中のMOA NOIR「モア・ノワール」

モア・ビール モア・ノワール


なんでビール?と思うかもしれません。実は、ワインに全く関係がないわけじゃないんですね。MOA BEER は、ニュージーランドの一大ワイン産地マルボロー(Marlborough)で造られているのです。モア・ビールは、マルボローでぶどう造りに使われるているのと同じ水をビール造りに使っているのです。

また、モアビールは、伝統的な手法でビールを造っています。近代の人手じゃなくて機械中心の造り方ではなく、機械を殆ど使わずたくさんの人の手を経て造られています。

モア・ビールを始めたジョッシュ・スコット(Josh Scott)が、初めてビールを造ってみたのは1987年のことで、彼の父親のヴィンヤードの小屋の中でした。父親のアラン・スコット(Allan Scott)は、1990年にアラン・スコット・ファイミリ―・ワンメイカーズ(Allan Scott Family Winemakers)というワイナリーを設立した人です。当時のジョッシュは、なんと13歳 よろしくないですねえ。でもそのことがその後の彼の人生を決めてしまいます。

初めてのビールを造った翌日(表向きは、18歳になった時)から、ジョッシュは学校の友人達と一緒になって、ビール醸造に関する全ての生物学、化学の研究を始め(当時はインターネットがなかったし、図書館で調べるような子供ではなかったので、実際に造ってみてってことですね)、15年間試行錯誤した結果、2003年にMOA Breweryを設立することとなりました。

モア・ビール ロゴ


モアは、ニュージーランドにかつて生息していた大きな飛べない鳥の一種です。ジョッシュはかつて、ビール醸造所のそばで、モアの骨を発掘していた考古学者にビールを配達していたそうです。

その後、アメリカをはじめヨーロッパなど広く世界中で飲まれるビールとなりました。

私が最初にこのビールを見たのは、クイーンズタウンより45分のクロムウェルにアラン・スコット・ファミリー・ワイナリーがもつヴィンヤードの一つScott Base Vineyard(スコットベース ヴィンヤード)のセラードアーが最初でした。約3年前のことで、出来たばかりのセラードアーにワインの試飲に訪れたら、ワインだけではなくビールの試飲もしていたんですね

最近は、クイーンズタウンでもあちこちのバーやレストラン、そして酒屋さんでみるようになりました。人気がでてきています。


そのモア・ビールのMOA NOIR(モア・ノワール)を今日は頂きました。 ピノ・ノワールを彷彿とさせるネーミングです。

MOA BEER MOA NOIR


ですが、赤いビールではなく、モア・ノワールは黒ビールです。チョコレートと、ローストしたコーヒービーンズ。苦すぎないおいしい黒ビールでした。

他にもいろいろな種類を造っています。MOA Blanc(モア・ブラン) MOA Methode (モア・メトード)などなど。面白いのはMOA Breakfast(モア・ブレックファースト) 朝食用のビール?これは比較的新しい種類でまだ試していないですね。今度飲んでみることととします。

ニュージーランドは、ワインだけじゃなくて、ビールもおいしい!

モア・ビールに興味をもたれた方は、ウェブサイトをちぇっく! (き)
http://www.moabeer.com/

ニュージーランドのサイダー Cider

[ 2011/11/08 ]
今日は、ワインから離れてサイダーを飲みました。サイダー?ジュース?と思われるかもしれません。

日本では、「サイダー」というと、三ツ矢サイダーのように、甘みと酸味で味付けされたアルコールを含まない無色透明のジュースを指します。

ニュージーランドでは、「サイダー」というと、イギリスと同様、リンゴの発泡酒のことをさします。れっきとしたお酒です。

ちなみに、ニュージーランドでサイダーを飲みたい場合は、「Lemonade レモネード」と注文してください。日本で、「レモネード」というと、レモン果汁たっぷりのジュースがでてきますが、こちらのレモネードはスプライトのようなサイダーができてきます。要は、人工的に甘みとレモン風味をつけた炭酸飲料ね。日本の「ラムネ」は、イギリスのレモネードが訛ったものです。日本では「シードル」というと、こちらの「サイダー」がでてきます、「シードルCidre」は「サイダーCider」のフランス語です。

ちょっと混乱し始めたところで、話を戻して。

ニュージーランドで、「サイダー」というとアルコールがでてくるというわけです。以前はあまりみかけなかったのですが、ここ2、3年の間に人気がでてきて、ビールメーカーがサイダーを相次いで発売し、だいたいのバーやパブでニュージーランド産のサイダーが注文できるようになりました。なんといっても原料のリンゴはたくさん作っていますからね。(リンゴの生産量世界一)

ビールに飽きたり、ワインはちょっと重いかなという時に、時々飲みます。ほんのり甘いので疲れている時にもいいかな。
お気に入りは、モンティース(MONTEITH'S)のサイダー(CRUSHED Apple Cider)。リンゴの風味がよく残っていて甘すぎないサイダーです。
モンティースのサイダー


最近は、ペア(なし)サイダーや、他の味のサイダーも見かけます。

今日は、もらいもののこのサイダー
ロッチデールサイダー


ROCHDALE CIDER by the McCASHIN FAMILY 「ロッチデール サイダー」

Since1941(1941年より)と書いてあったのが目を引きました。サイダーがはやる前からそれも70年前から作っていたということにちょっと驚きです

印象は、まず香りですが、イーストの匂いを強く感じました。いかにもりんごが発酵しましたという感じ。ある意味りんごの果実感が残っているってことかな。味は、う~ん。ちょっとイースト臭が強くてごくごく飲むという感じではありませんでした。

「Traditional(伝統的)」という言葉も瓶には書いてあって、その辺になにやら理由があるのでは、とちょっと調べてみました。

Wikipediaより
まず、収穫したリンゴをひき臼のようなもので細かく砕く。古くは、手作業で、水車で、馬力で行っていたが、今は電化されているのがほとんど。そのすりおろした様なドロドロ状態のりんごと、ヘアクロス(馬のたてがみや尾の毛で作った布)か藁を交互に重ね、上から圧縮する。そうやって搾った液は濾過したあとにふたのない大桶か、大樽に入れる。
その後、低温(4-16°)で発酵が行われる。ゆっくりと発酵が進むことにより、繊細な香りが保たれる。発酵が終わる直前に、新しい大桶にサイフォンでうつしてイーストなどを取り除く。空気中の酢酸菌も取り除かれる。残っている糖分によって少量の二酸化炭素が発生し、それが酸化を防ぐ。この最終発酵段階で少量の炭酸が発生する。3か月後には飲めるようになるが、通常2、3年後に瓶詰されることが多い。

こんな感じでした。何を持って「Traditional」というのか全く分かりません。ヘアクロスのあたり

またWikipediaには、高級なサイダーはシャンパンと同じ製法で作られることもある。との記載が。
シャンパンと同じ製法は、トラディショナルメソッドともいわれるので、もしかしてそれ?イースト臭いとことろがシャンパンぽいといえばそんな気もするし。

よくわからないまま、今日は終わるとします。あしたはモンティースのサイダー飲もうかな。(き)