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セントラルオタゴワイナリー訪問ツアー スタッフブログ ~クイーンズタウンより

ニュージーランド南島クイーンズタウンからのワイナリーツアー。ワインに恋してしまっているスタッフの日常を綴っています。

ロウバーンフェリー ホームブロック ピノ・ノワール2010

[ 2011/12/30 ]
本日のワインです。
Lowburn Ferry Home Block Pinot Noir 2010
ロウバーンフェリー ホームブロック ピノ・ノワール2010

Lowburn Ferry Home Block Pinot Noir 2010



ロウバーンフェリー ヴィンヤードは、セントラルオタゴのサブリジョンの一つ、クロムウェルベイスンに位置していますが、その中でも、ダンスタン湖の西側、ピサ山脈のふもとロウバーンにあるワイナリーです。

ロウバーンフェリーの名前は、かつてのゴールドラッシュ時代に、クルーサ川を渡る渡し船(フェリー)乗り場があったことが由来となっています。クルーサ川の東側の金鉱の街ベンディゴ(今はやはりヴィンヤードが広がるところとなっています。)と、クロムウェルの街を結ぶフェリーが、1873年に始まり、1938年に橋がかけられるまで続けられました。そのフェリー乗り場の痕跡は、1993年にダンスタン湖が建設された時になくなってしまいましたが、その痕跡はこのワインとそのラベルに受け継がれています。
ロウバーンフェリー ワインラベル


ロウバーンフェリーヴィンヤードは、2000年に始まり、現在4ヘクタールにピノ・ノワールが植えられています。ファーストヴィンテージの2003年のピノ・ノワールは、 Bragato Wine Awards2005年(ブラガトー・ワイン・アウォード:NZ国内のワイン品評会)にて、いきなり、なんと、チャンピオンワイン、チャンピオン赤ワイン、チャンピオンピノ・ノワールの3冠を達成したのです その後も専門家から高く評価されているワインを造り続けています。


そして、2010年ヴィンテージ「ロウバーンフェリー ホームブロック ピン・ノワール2010」は、
NZ International Wine Show 2011(ニュージーランドインターナショナルワインショー2011)にて金メダルを獲得。
さらにはオーストラリアのワインエステイトマガジン(Winestate)において、 Wine of the Year 2011(ワインオブザイヤー)のチャンピオンピン・ノワールに選ばれています。これは、オーストラリア、ニュージーランドの1500以上のピノ・ノワールの頂点に立ったということになります。

そのワインが本日のワイン。

ロウバーン フェリー ホームブロック ピノ・ノワール2010 


色は、ややこいルビー色。

香りは、とても香り高いです。サクランボやナツメグなどのスパイスの香り。

味は、熟した様々な果物-サクランボ、プラム、ラズベリー、ブルーベリーと、そして、チョコレートやカカオといったニュアンスも感じます。樽はあまり強くなく、若いワインを感じさせるようなシャープなタンニンではなく、柔らかいタンニンです。シルキーでやさしい余韻が残ります。時間が経つと複雑さが生まれていくのでしょうか。どのように変わっていくのか、5年後ぐらいにまた飲んでみたいワインです。

おいしゅうございました

さて、今年も残すところあと1日となりました。明日大みそか、ここクイーンズタウンは、カウントダウンと共に花火があがります。とても盛り上がります。
皆様良いお年をお迎えください。
元旦にはどのワインを開けようかな?思案中です (き)


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Wild Earth Pinot Noir Rose 2011 ワイルドアース ロゼ2011

[ 2011/12/27 ]
本日のワインは、
Wild Earth Vineyards Pinot Noir Rose 2011 
「ワイルドアース ヴィンヤード ピノ・ノワール ロゼ2011」

Wild Earth Vineyards Pinot Noir Rose 2011


このロゼワインの作り手であるWild Earth Wines(ワイルドアース ワインズ)は、セントラルオタゴのサブリジョンの一つバノックバーンに位置しているワイナリーです。
質の高いピノ・ノワール、ピノ・グリ、リースリングを造っていることで知られています。

ワイルドアースワインズについては、またあらためて取り上げたいと思いますが、ワイルドアースのヴィンヤードは、1999年から2001年にかけてバノックバーンに造られました。その後、ダンスタン湖の東側ロウバーンにも畑を広げています。

このロゼは、そのロウバーンのピノ・ノワールから造っています。

ワイルドアース ピノ・ノワール ロゼ2011


色は、淡いきれいなサーモンピンク。 屋外で飲むと夏の日差しのもときれいに輝きます。

香りは、クリームのかかったイチゴ、ラズベリー。

味わいは、冷蔵庫から出した直後はストロベリーの酸味を強く感じきりっとしていました。ですが、温度が上がっていくると次第に木イチゴやネクタリンの甘い感じが広がってきて、口の中フルーツいっぱいになりました。そしてクリーミーです。 
まったりとしたかつすっきりとした余韻が残ります。
中辛口、ミディアムボディのロゼです。

ロゼはきりっと冷やして飲むだけじゃなくて、少し温度があがってきたときこそ、ピノ・ノワールの果実感が広がってきておいしいロゼもあるのだなあと、知らされたワインでした。
おいしゅうございまいした  (き)



キムラセラーズ ソーヴィニヨン・ブラン2011

[ 2011/12/26 ]
昨日のクリスマスパーティで、前々から興味のあったワイン「キムラセラーズ ソーヴィニヨン・ブラン」を頂きました

Kimura Cellars Straw Lodge Vineyard Sauvignon Blanc 2011
「キムラセラーズ ストロー ロッヂ ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン2011」


キムラセラーズ ソーヴィニヨン・ブラン2011


キムラセラーズは、ニュージーランドの一大ワイン産地マルボロ(Marlborough)のブレナム(Blenheim)にあります。マルボロはソーヴィニヨン・ブランで有名で、マルボロが産出するワインの約70%はソーヴィニヨン・ブランです。

ニュージーランドに住む日本人として、日本人の造るワインにはやはり興味があるわけですが、キムラセラーズのワインは、日本でのみ販売で、ニュージーランドでは販売されていなかったため、今まで入手することができませんでした。しかし、2011年からニュージーランドで販売開始されたため、とうとう飲むことができたというわけです。

キムラセラーズのウェブサイト(http://kimuracellars.com/)より、ワインメーカー木村滋久さんの経歴を紹介

1973年東京生まれ。
ボルドー・シャンパーニュのーワイナリーツアーをきっかけにワイン造りの仕事に魅了される。

キャピトル東急ホテルに10年勤務。ホテルを退社後2004年、ニュージーランドへ渡りワイン醸造・葡萄栽培学を就学。

卒業後ナタラワワインズとクロ・アンリにて葡萄栽培の仕事をする。
2007年からヴィラマリアエステートの醸造スタッフの社員として勤務。アメリカのオレゴン州でワイン醸造の修行をした後、2009年にキムラセラーズを設立し初ヴィンテージをリリース。


そして木村さんのワイン造りにはこだわりがみられます。多くのマルボロのソーヴィニヨン・ブランは機械摘みされるのですが、キムラセラーズでは手摘みで収穫した後、さらに選果台でぶどうを厳選するといったようにきめ細やかなワイン造りがおこなわれています。また、オーガニック栽培をおこなっています。2012年には、認定を取得する予定だとか。

また、そのラベルにもこだわりがあります。日本の象徴の「桜」とニュージーランドの象徴「コル」を組み合わせています。「コル」はシダの芽を表しており、新しいことの始まり、これからの成長といった意味をもっています。ニュージーランドと日本をつなぐこと、そして、キムラセラーズの出発と発展の願いを込めているそうです。

ニュージーランドを良く知る日本人として、ぱっと目をひくデザインで、とてもすてきなデザインだと思います。ボトルの裏側には、英語でその意味が明記されています。

キムラセラーズ ラベルの意味


キムラセラーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2011 
そのワインをクリスマスに開けました。

香りは、フレッシュなパッションフルーツ、レモンやグレープフルーツといった柑橘系のさわやかな香り。ハーブのような香りをフルーツの背後に若干感じます。

味わいは、全てのフルーツの味が凝縮された感じです。樽発酵が少し入っているのか少しまったりした濃縮感があります。やや抑えられた酸味が心地よいです。 そしていい余韻が残ります。

日本人らしい繊細さを感じるエレガントなワインです。
するするはいっちゃいました。

今回はパーティでわいわい飲んじゃったので、またじっくりと味わってみたいワインです。おいしいシーフードと合わせて。
でも、数量が少ないので売り切れる前に買っておかなくちゃ (き)


真夏のクイーンズタウンからメリークリスマス

[ 2011/12/25 ]
メリークリスマス

ここクイーンズタウン、真夏のクリスマスを迎えました。真夏とはいえ、時たまクリスマスのころに雪が降るというクイーンズタウン、今年は文字通り暑い真夏のクリスマスとなりました。

友人と集まって手作りのクリスマスパーティーをしました。

おいしい食事

2011年クリスマスパーティ 寿司 2011年 クリスマスパーティ スモークサーモンサラダ
 
2011年 クリスマスパーティ ローストチキン


おいしいケーキ

2011年 クリスマスパーティ ブッシュドノエルケーキ



そしておいしいワイン頂きました (き)

2011年 クリスマスパーティ ワイン



Four Vines Anarchy 2008 アナーキー2008

[ 2011/12/24 ]
カルフォルニアワインを試飲しました 記憶にある中では、おそらく人生初のカルフォルニアワインです。

Four Vines Anarchy 2008 Unconventional Rhone Blend, Paso Robles
「フォーヴァインズ アナーキー2008 アンコンヴェンショナル ローヌブレンド パソロブレス」

Four Vines Anarchy 2008



ワイン好きの知り合いが、アメリカの友人に購入してもらったワインだそうです。ちょっとだけ試させてもらいました。

Paso Robles(パソロブレス)は丁度ロサンゼルスとサンフランシスコの間に位置していて、主にカベルネソービニオン、メルロー、ジンファンデルを栽培していますが、最近ローヌ品種もがんばっているようです。

この「アナーキー」ワインは、「Unconventional Rhone Blend(型にはまらないローヌブレンド)」と謳っています。
ローヌブレンドに使われるシラー(29%)、ムールヴェードル(35%)そして、グレナッシュではなくて、カルフォルニアワインらしく、ジンファンデル(36%)をブレンドしているのです。

興味深々で試飲です。
フォーヴァインズ アナーキー 2008


まず、そのアルコール度の高さ(15%)にびっくりです。
色は濃いルビー色。
香りは、ボイズンベリー、レッドカラントやダークチェリーといった果物の香りいっぱいに、その背後にかすかにシラーのスパイスの香りを嗅ぎ取ることができます。
味は、ラズベリー等の木イチゴジャムを彷彿とさせます。ちょっと焦げたカラメルやミルクチョコレートも感じます。
果物の凝縮感溢れる暖かいワインです。
これが暖かい気候のワインかあ

ニュージーランドよりも暑いぎらぎらとした日差しの中、屋外でバーベーキューをしながら飲む光景が浮かびます


名前や見た目も斬新ですが、味は、なんだかほっとするような味わいでした。

フォーヴァインズ アナーキー と ヘレティック


写真の右側は、同じフォーヴァインズのワインの一つ、Heretic「ヘレティック:異端者」です、こちらは、プティ・シラーです。香りがキャラメライズしたボイズンベリー等の木イチゴといったように、やや甘い感じで好みだったのですが、味わいは、香りよりソフトでした。これはこれで、おいしかったです。

でも、最初に飲んだアナーキーに今日は感動いたしました。アナーキーに万歳  カルフォルニアワイン、また機会があれば飲んでみたいです。   (き)