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セントラルオタゴワイナリー訪問ツアー スタッフブログ ~クイーンズタウンより

ニュージーランド南島クイーンズタウンからのワイナリーツアー。ワインに恋してしまっているスタッフの日常を綴っています。

ギブストン・バレー地区のぶどうの様子

[ 2014/03/25 ]
昨日3月24日は、オタゴ・アニバーサリーという祝日でした。日本で言うと、県民の日のようなもので、オタゴ地区の祝日です。当然オタゴ地区の一般のお仕事の人はお休みで、他の地区の人は働いている日でした。特に何をするってわけではないのですが、3連休ということで遠出した人も多かったことでしょう。私たち観光業は関係ないですけれどね。。

ということで、昨日はセントラルオタゴのヴィンヤード作業やワイナリー作業もお休みだったことと思いますが、ここセントラルオタゴでも温暖な地域は既に収穫が始まっていますよ。

でも、クイーンズタウンから近いギブストン・バレー地区は、セントラルオタゴの中で冷涼な気候に属するので、収穫はまだ先。今はようやく鳥よけネットをかける作業がだいたい終ったぐらいでしょうか?

そんな収穫に向けてぶどうがどんどん熟していく様子を撮って参りました。

ちょっと小高いところからギブストン・バレーを見下ろしたところ。きれいにネットが掛けられているのがわかります。

ギブストン・バレーを見下ろした風景


近くによるとこんな感じ。こちらは白いネットですが、黒いネットを使うところもあります。ネットの掛け方も全体にかけたり一列ごとにかけたりと様々です。

ペレグリン・ワイナリーの畑の様子


これは、ネットの網目から中の様子を撮った写真。

ギブストン・バレー・ワインズのぶどうの様子



こちらはピノ・ノワール。いい感じですね。

熟してきたピノ・ノワール


ピノ・グリ。 グリとは”灰色”という意味ですが、どちらかというとオレンジがかった灰色に熟して行きます。

熟し始めたピノ・グリ


こちらはリースリング。もっと熟して行くともう少し透明感のある黄緑色になっていきます。

熟し始めたリースリング


先日ご案内したお客様は、ワインは良く飲んでいらっしゃる方でしたが、ワインになるぶどうを近くで実際に見たのは初めてだったようで、とっても感動していらっしゃいました ここだけの話、ちょっと目を離したすきにつまみ食いしていました。ワインになるぶどうは食べても美味しいんですよ。

秋はワイナリーが活発に活動している時期、ワイナリー訪問のお勧めの時期です。ヴィンヤードやワイナリーが併設されているところが多いのでその様子を近くに垣間見ることができます。またぶどう以外の木の黄葉した風景も素晴らしいんだなぁ

セントラルオタゴ・ワイナリー訪問のお問合わせお待ちしています。それでは、ぶどうの収穫のお手伝いが待ち遠しいのわ~るでした。
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ギブストン・ワイン&フード・フェスティバル

[ 2014/03/17 ]
今年も参加して参りました
私たちスタッフが毎年楽しみにしているギブストン・ワイン&フード・フェスティバルです。去る3月15日に開催されました。

昨年のフェスティバルは、名前と仕組みが大幅に変わったのですが、今年はさらに場所が変わりました。
今までは、クイーンズタウンから車で25分であるギブストン・バレー地区のワイナリーの中で持ちまわりで開催されていたのが、今年はクイーンズタウン街中の公園「クイーンズタウン・ガーデン」にて行われたのです。

Gibbston Wine and Food Festival 2014


毎回、誰が運転する?じゃんけんで決める?というように、交通手段が問題になり、結果的に運転手に選抜された人はワインが楽しめなくなってしまうのですが、今年は街中開催ということで、交通手段の心配がありません!これは心置きなくワインが楽しめるというわけです。

入り口で20ドルを払い(去年の15ドルより5ドルアップ)、試飲グラスと試飲券3枚を受け取ります。昨年と同様、試飲サイズは全て1ドル。グラスやボトルでの購入ももちろん可能。

ギブストン・ワイン&フード・フェスティバル2014


気軽に立ち寄れる距離になっておかげで、ワインに特に興味があるというわけでない人や、昨年までは見かけなった知り合いにも出会いました。そんな出会った知り合い皆に「あ~。絶対いると思ったよ~。」と必ずつっこみを受けた私。「あたりまえじゃん!」と返事しつつワインを楽しんできましたよ。


そして昨年に続き、マスタークラスがワイン部門とフード部門とに分かれて行われました。フード部門はテレビの料理関連番組でおなじみのシェフがレクチャーをしてくれて人気だったようですが、私はワイン部門のいくつかに参加。今年は全てのマスタークラスがゴールドコイン(1ドルか2ドル)で参加できたのが良かったですね。

これは、マウント・ローザのオーナー兼栽培家であるジェレミー。トレードマークの短パンと長靴で登場。

ワインマスタークラス マウント・ローザのジェレミー


こちらはブレナン・ワインズのオーナー兼醸造家ショーンです。

ワインマスタークラス ブレナンのショーン


この2人はワイナリー訪問でちょくちょく出会える人たちですよ。いつも通り熱く、そして(いい意味で)テキトーにお話ししてくれました。

ワイナリーでの開催ではないのはちょっと残念な気もするのですが、誰でも立ち寄りやすくなったおかげで動きまわるのが大変なくらい大盛況でした。実際、昨年より多いの1800人が訪れたようです。

大盛況のギブストン・ワイン&フード・フェスティバル2014


そして、30のワイナリーとフードの屋台が参加していましたが、ワインはもちろんフードも質が高く、楽しめました。

参加したワイナリーの数は10箇所と昨年より少なかったのですが、そのせいもあるのか、今までのワインに重点をおいた感じのするイベントから、ワインとフード両方に重点をおいたイベントに上手に移行できていたような気がします。それだからこそ、ワインに興味がない人達も気軽に訪れていたようです。何かイベントやっているから来てみた~という感じで。結果的に、セントラルオタゴのワインの知名度が更にあがっていくといいですね。

気づいたらワインの写真を撮っていなかったのわ~るでした。飲むのに忙しかったから?

そして、セントラルオタゴ、これから本格的に収穫の時期を迎えて行きます。

悪魔のワイン? デヴィルズ ステアケース ピノ・ノワール2013

[ 2014/03/10 ]
ここ一週間はやや落ち着いた天気が続いているクイーンズタウンです。でも気温は若干低めです。

先日、強風でワカティプ湖畔の木が倒れた話しをしましたが、その他のポプラの木も危ないと判断されたらしく伐採が行われています。 これから黄葉の季節がやってくるというのに、残念

伐採されたワカティプ湖畔のポプラの木

さて、本日のワインです。
Devil’s Staircase Central Otago Pinot Noir 2013
「デヴィルズ ステアケース ピノ・ノワール2013」

デヴィルズ ステアケース ピノ・ノワール2013 

Devil's Staircaseとは、「悪魔の階段」という意味。 クイーンズタウンからミルフォードサウンドへ行ったことのある方はきいたことがあるかもしれません。

クイーンズタウンからワカティプ湖沿いを南に向かっていく途中に「悪魔の階段」と呼ばれる場所があるのです。
湖沿いの道の中で最も曲がりくねって狭くなっている場所で、そこの崖が実際に階段状に削られていてなかなか迫力のあるところなんです。その道すらなかった開拓時代に、人が、羊が、牛が、おそるおそる通って行ったところです。人間が怖いところは、羊や牛だって怖いんです。なんでそんな形に削られているのかは、ミルフォードサウンドへ行く観光に参加してみましょう。ガイドさんが説明してくれると思いますよ。

で、その実在する地名からとったワインの名前です。このワインはセントラルオタゴの中でもクロムウェル地区にワイナリーを構えるRockburn(ロックバーン)のいわゆるエントリーレベルのワインです。気軽に楽しめるお手頃価格のワインです。その最新ヴィンテージ2013年のピノ・ノワールです。

ラベルのデヴィルの絵がかわいいですね。

Devil’s Staircase Central Otago Pinot Noir 2013


色合い
やや紫がかった明るいルビー

香り
ふわっとプラムやラズベリーなどの果物の香りが最初に広がります。そしてだんだんとタイムなどのハーブや土っぽい香りが後から出てきます。

味わい
プラムやダークチェリー、ラズベリーなどの果実味があふれる感じ ダークチョコレートの甘さとやや苦みも感じます。酸味は低めでスパイシーさとやわらかなタンニンが余韻に残ります。余韻は中ぐらい長さ。ミディアムボディ。

とてもフレッシュでフルーティで、気軽に飲めるワインですが、それだけではないちょっと小悪魔的なワインでした。 (のわ~る)

忍耐のワイン? パーシビアンス ピノ・ノワール2008

[ 2014/03/01 ]
3月に入りました。南半球では、暦上「秋」となりました。でも、実際はまだまだ夏です!と言いたいところですが、実はここクイーンズタウン既に冬です。。。

クイーンズタウン リマーカブルにうっすらと雪


昨日は最低気温6度、最高気温14度で、おまけに南極からの冷たい南風が吹きまくり、冷たい雨が降りまくり、山の上は雪でした。。。 今日も日中14度

そんな時は赤ワインです。ということで思わず開けたワインがこれ。そろそろ飲みごろかなと思って引っ張り出してみました。

Perseverance Estate 2010 Pinot Noir 2008
パーシビアンス ピノ・ノワール2008

パーシビアンス・エステート ピノ・ノワール2008


Perseverance Estate(パーシビアンス・エステイト)は、セントラルオタゴの中でもアレクサンドラ地区に位置するワイナリーです。ここクイーンズタウンからは車で1時間ちょっと、クライドからアレクサンドラに向かう途中Mutton Town Gully(マトンタウン・ガリー)に位置しています。

Perseveranceとは、「忍耐」という意味です。ワイン造りには忍耐が必要だという意味かなと思ったら、そうではなく、金を得るための浚渫機の名前からとっているそうです。たびたび述べていますが、セントラルオタゴはかつてゴールドラッシュで賑わったところ、その名残が今でも見られる地域です。「忍耐」は、セントラルオタゴを流れるクルーサ川の中でも、現在のワイナリーの近くであるマトンタウン・ポイントで、1889年まで活躍していたそうです。この浚渫機「忍耐」は、「浚渫機の神様」と呼ばれた Louis Gardsが造ったらしい。

当時は、クルーサ川を含め金が取れた川では同時に数台の浚渫機が働いていたのでしょうが、一つ一つに名前が付けられていて、「忍耐ちゃん。今日も忍耐強く良く頑張ったね。ありがとね。」なんて言いつつかわいがっていたのかなあ、なんて想像してしまいます。それとも「こいつ良く壊れやがって。本当に忍耐が必要だ!」なんて意味だったのかも?

それはさておき、ワイナリーのオーナーMurray&Jennie Hughesが5エーカーのヴィンヤードを開発し始めたのが2003年、その後2008年に更に5エーカー開発しました。現在、ピノ・ノワールとピノ・グリを栽培しています。

さあ、どんな味わいでしょうか?

Perseverance Estate 2010 Pinot Noir 2008



 ややうす茶色味をおびたルビー色

香り
 土やハーブ、熟成を感じる紅茶の香り。時間がたつと次第に甘いバニラの香りがします。背後にプラム、チェリーなど果実の香り。


 紅茶やハーブ。チョコレートの甘みもほのかに感じます。角がとれたまろやかな酸味。スムーズな渋みがバランスをとっています。なめらかでスムーズなフィニッシュ。余韻長め

おいしゅうございました。飲みごろといった感じで待ったかいがありました。

パーシビアンスは残念ながらセラードアーはありません。限られたお店でのみ入手できるワインです。私は、毎年イースターに行われるクライド・ワイン&フード・フェスティバルにて購入しました。

ワイン好きは逃すわけにはいかないこのイベント、今年は4月20日の予定ですよ。クイーンズタウン地区にいらっしゃる方は予定に組み込みましょう!私はもちろんカレンダーにチェック済み。今から楽しみです それにしても、このまま冬になってしまうのかな?と思うのわ~るでした。